署名されたPDFファイル
PrintGraphicReport マクロを使用してCSV形式で生成されたレポートは、HMIデバイス内に含まれているx.509証明書で署名することができます。この署名は、文書が署名された後に、その内容が何者によっても改ざんされていないことを保証します。
以下も参照してください:
- PrintGraphicReportパラメータ("グラフィックレポート")
- x.509証明書をLinuxデバイスに登録する方法("x.509証明書")
ファイルを開くとPDFリーダーは署名が有効であるかどうかを判断しようとし、ドキュメントの署名に使用された証明書を調べます。
認証局から署名されたx.509証明書
操作パネルに承認局によって署名された有効なx.509証明書をアップロードした場合、生成されたPDFファイルを開くと書類が有効であることを示すメッセージが表示されます。
書類が変更されている場合は別のメッセージで強調表示されます。
証明書の信頼及び真実性
署名付き証明書の信頼は証明書の発行者によって異なります。特定の証明書の発行者を信頼するように指示した場合、PDFリーダーは証明書を信頼します。デフォルトではAdobe ReaderはAdobeまたはそのパートナーのいずれかによって発行された証明書のみを信頼します。つまり、証明書がこれらの機関のいずれかによって発行されたものでない場合は警告が表示されます。Microsoft Windowsはソフトウェアベンダーとコンテンツプロバイダーの検証にも証明書を使用します。Adobeパートナーに加えてこれらの発行者を信頼するようにAdobe Readerを構成できます。
PDFリーダーでMicrosoft Windows証明書も使用できるようにする場合はPDFリーダーの設定を確認します。
x.509自己署名証明書
自己署名証明書は認証局(CA)によって署名されていない証明書です。
つまり、PDFリーダーはファイルが署名されていて改ざんされていないことを確認できますが、署名(別名証明書)が本物であることを確認できません。ユーザは証明書が本物であることを確認し(たとえば、ドキュメントが実際にパネルによって作成されたことを確認するなど)、PDFリーダーに、ドキュメントに含まれている証明書が有効であり、有効であると見なすことができることを確認する必要がありますか?
証明書が本物であることを手動で確認する手順:
これでPDFドキュメントを閉じて再度開くと有効な署名が取得されます。更に証明書が本物であるという情報はPDFリーダーの設定内に保存されているため、同じHMIデバイスから作成された他のすべてのドキュメントでも正しい署名が表示されます。
Linuxデバイスではv1.0.507以上が必要です。